BLOG~“働く自宅”を建てるコツ

日本の100年住宅

「こんにちわ」、ホームプランの杉本です。
100年住宅の呼び名は、営業のイメージアップを
目的にした、戦後に生まれた日本独自の造語です。
だからアメリカやカナダの100年以上経った住宅や
ヨーロッパの500年以上の住宅を指して
海外では、100年住宅と言うことは有りません。

日本には、100年住宅を売りにする住宅会社がある。
それら会社の設立は、永くて40年位前で
10年を満たない会社も有ります。
しかし、100年住宅と言っている住宅も
耐用年数30年の一般住宅と何も変わりません

また、100年住宅の中にはコンクリートパネルで
建てた住宅も有って、その住宅が大災害の後に
被害が少なく強さが証明されたと、
多くの消費者から良い評判を得たと聞きます。
ところが、コンクリートが持つ
「温まり難くて冷めにくい」性質が有り
結露が出やすくカビが発生しやすい。
また、それ以上に注意したいことが有って
その性質から、暑くなったコンクリートが
夜になって熱を放出するために
睡眠中の熱中症に成り易く
エアコン無しの生活が難しそうです。
コンクリート造の県や市営アパートが
100年も経たずに取り壊す事実を見れば
人が暮らす住宅が、耐久性だけだは
成り立たないことが、そこからも分かります。
100年暮らせる住宅は、デザイン性や
心地よさなど、人がこの家で暮らしたいと
思わせる多くの条件を、満たす必要が有ります。

ところで、日本にも実際に100年以上経った
住宅が日本の全国各地に残っています。
有形文化財の指定を受けた建物。
骨太に建てられた農家の家、豪商の家、武家屋敷など。
そして、戦争中に空爆を受けなかった京都の住宅です。
京都の古い住宅は、高級和風の数寄屋住宅です。
静岡市にも江戸時代から続く、本格的な数寄屋住宅や
お茶室を専門とする工務店が有りました。
私が35歳の頃に、その工務店で現場監督の下で働き
茶室の仕事などを見て来た経験が有ります。
日本の木造建築は、古い住宅や高級な住宅になるほど
玄関引き戸や窓が、木製の建具で作られて
見た目は高級で建物も立派です。
ところが木製建具は、建具と敷居レールの
すき間などから、風が室内に入り
断熱や気密性が悪く、寒さや暑さの暮らしに
エアコンの効率が非常に悪くて
暮らすのに不便です。
日本の古くからの住宅は、デザインを重視して
そう言うところに神経を配りません。

そこで、それら日本の住宅などと違って、
海外住宅の輸入住宅だったら
耐久性、デザイン性、オリジナル性、
気密・断熱性の性能などにも優れています。
また、一般の輸入住宅とも違い、マニュアル化した
数人で行う簡単な日本の家づくりを止めて
確かな知識と技術を持って
手間と時間を掛けた家づくりをして建てれば、
100年暮らしたいと思える
あなただけの100年住宅が
お手ごろ価格で出来ます。

具体的には、建築家や同等の実力を持った技術者が
優れた海外住宅のことを、よく理解して
プランニングから施工まで全ての工程を
手間と時間を掛けた丁寧な家づくりを行えば
可能になります。

オシャレな海外建材で、アナタの住まいと暮らしを提案。
無料相談を、行っています。
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